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アパートの外壁を全面塗装する費用は?見落とす防水
2026年6月8日アパートの外壁を全面塗装したいと思っても、費用の幅が大きく、どこまで工事に含めればよいのか迷いやすいものです。外壁の色あせが気になって見積もりを取ったところ、防水やシーリングの工事も必要と言われ、予算の組み方に悩んでいる方もいるのではないでしょうか?外観を整えるだけなら塗装で足りるように見えても、雨水の入口が残っていると、あとから雨漏りや下地の傷みにつながることがあります。この記事では、アパート全面塗装の費用相場と見積もりの見方、防水工事をあわせて考える理由を、できるだけわかりやすく整理します。
アパートの外壁を全面塗装する費用相場
アパートの全面塗装費用は、建物の大きさ、階数、外壁の状態、選ぶ塗料、防水工事の有無によって変わります。まずは大まかな費用の考え方を知っておくと、見積もりを見たときに判断しやすくなります。
建物の階数・戸数・延床面積による費用の違い
二階建てで六戸から八戸程度のアパートでは、外壁塗装だけで百五十万円から三百万円程度がひとつの目安です。三階建て以上になると足場の規模が大きくなり、外壁面積も増えるため、三百万円を超えるケースもあります。延床面積が同じでも、建物の形が複雑な場合や廊下、階段まわりの面積が広い場合は費用が上がりやすくなります。
塗料の種類ごとの単価と耐用年数の目安
塗料は、シリコン系、ラジカル制御型、フッ素系、無機系などで単価と耐用年数が異なります。一般的には、耐用年数が長い塗料ほど一平方メートルあたりの単価は高くなります。ただし、安い塗料を選んでも塗り替え周期が短くなれば、長い目で見た負担が増えることもあります。入居者が住み続ける建物だからこそ、価格と耐久性のバランスを見ることが大切です。
足場代・高圧洗浄・下地補修を含めた総額の考え方
見積もりでは塗料代だけでなく、足場、高圧洗浄、養生、下地補修、シーリング、付帯部塗装などが含まれます。足場代は安全な作業に欠かせず、建物全体を塗る場合は総額の中でも一定の割合を占めます。外壁にひび割れや浮きがある場合は、塗る前の補修費も必要です。総額を見るときは、何が含まれていて、何が別途なのかを確認しましょう。
アパート全面塗装の見積もりで確認したい内訳
見積もりは総額だけで比べると、工事内容の違いを見落としやすくなります。同じ全面塗装でも、数量の出し方や下地処理の範囲が違えば、仕上がりや耐久性に差が出ます。
塗装面積と数量の見方
外壁塗装の見積もりでは、塗装面積が平方メートルで記載されるのが一般的です。延床面積と塗装面積は同じではありません。窓や玄関など塗らない部分を差し引き、外壁の実面積に近い数量を算出します。建物図面がある場合は確認に役立ちますが、現地で採寸し、劣化の範囲を見たうえで数量を出しているかも大事な点です。
外壁塗装以外に含まれやすい付帯部の範囲
アパートでは、雨どい、破風板、軒天、鉄骨階段、手すり、玄関扉まわり、共用廊下の天井などが付帯部として見積もりに入ることがあります。外壁だけきれいになっても、鉄部のさびや雨どいの劣化が残ると、建物全体の印象や安全性に影響します。付帯部が含まれているか、塗装なのか交換なのかを分けて確認すると安心です。
安すぎる見積もりで確認したい下地処理と塗装回数
金額が大きく下がっている見積もりでは、下地処理や塗装回数を確認しましょう。外壁塗装は、洗浄、下塗り、中塗り、上塗りという流れが基本です。下塗りが不足すると、塗料が密着しにくくなることがあります。また、ひび割れ補修やシーリングの打ち替えが省かれていないかも重要です。安さの理由が明確であれば問題ありませんが、内容が見えない場合は質問しておくとよいでしょう。
全面塗装と部分補修の判断基準
外壁の傷みが一部だけなら部分補修で済む場合もあります。ただ、建物全体に劣化のサインが出ているときは、全面塗装を検討したほうが結果的に管理しやすいことがあります。
建物全体に劣化が広がっている場合の考え方
日当たりの強い面、雨が当たりやすい面、風通しの悪い面では劣化の進み方が異なります。一部だけ目立っていても、全体を調べると塗膜の防水性が弱くなっていることがあります。面ごとに補修を重ねると色の差が出たり、足場を何度も組むことになったりします。築年数や前回塗装からの年数を踏まえ、全体改修の時期かどうかを考えましょう。
ひび割れ・チョーキング・色あせの確認ポイント
外壁を手で触ったときに白い粉が付く状態をチョーキングといいます。これは塗膜が劣化しているサインです。細かなひび割れ、目地のすき間、塗膜のふくれ、色あせ、鉄部のさびも確認したい部分です。小さな症状でも、雨水が入りやすい場所にある場合は早めの補修が必要になることがあります。外から見える変化は、建物からの合図と考えるとわかりやすいです。
入居率や資産価値を考えた改修時期の目安
外観の傷みは、入居を検討する方の印象に関わります。建物が清潔に管理されているように見えることは、空室対策のひとつとしても大切です。また、雨漏りや外壁材の傷みが進むと、修繕費が大きくなる可能性があります。前回の塗装から十年前後たっている場合や、複数の劣化症状が出ている場合は、点検を受けて改修時期を確認しておくと安心です。
見落としやすい防水工事の重要性
アパート全面塗装では、外壁の色や塗料に目が向きがちです。しかし、雨水を防ぐという意味では、防水やシーリングの状態も同じくらい大切です。
外壁塗装だけでは防ぎきれない雨水の侵入経路
塗装は外壁表面を保護しますが、雨水の入口は外壁面だけではありません。窓まわり、目地、配管まわり、換気口、手すりの根元、笠木の継ぎ目などから水が入ることがあります。表面をきれいに塗っても、すき間や劣化した防水層が残ると、内部に水が回るおそれがあります。塗装前の点検では、雨水の通り道まで見ることが大切です。
ベランダ・廊下・階段・屋上で起こりやすい防水劣化
共用廊下やベランダの床は、歩行や雨風の影響を受けやすい場所です。防水層のひび割れ、ふくれ、はがれ、排水口まわりの劣化があると、水がたまりやすくなります。鉄骨階段では、さびが進むと安全面にも関わります。屋上があるアパートでは、防水層の寿命を過ぎていないかを確認しましょう。外壁塗装とあわせて点検すると、足場や現場確認を効率よく進められます。
シーリングの劣化が雨漏りにつながる理由
シーリングは、外壁材の継ぎ目や窓まわりのすき間を埋める大切な材料です。年数がたつと硬くなり、ひび割れたり、外壁から離れたりします。そのすき間から雨水が入ると、室内の雨漏りや下地の腐食につながることがあります。見た目には細い部分ですが、建物を守る役割は大きいです。全面塗装の際は、増し打ちで足りるのか、打ち替えが必要なのかを確認しましょう。
アパート全面塗装と防水を同時に行う利点
外壁塗装と防水工事は別々に行うこともできますが、同時に進めることで費用面や管理面の負担を抑えやすくなります。建物全体を長く守る視点で考えてみましょう。
足場を共用できることによる費用面の考え方
外壁塗装にも、シーリング工事や高所の防水補修にも足場が必要になることがあります。別々の時期に工事をすると、そのたびに足場費用や養生費用が発生します。同時に行えば、足場を共用できる範囲が広がり、重複する費用を抑えやすくなります。ただし、必要のない工事まで入れる必要はありません。点検結果をもとに、同時に行うべき範囲を整理することが大切です。
雨漏り対策と外観改善をまとめて進める意味
外観がきれいになっても、雨漏りの不安が残ると建物管理としては十分とはいえません。外壁塗装で表面を保護し、防水工事で雨水の入口をふさぐことで、見た目と機能の両方を整えやすくなります。入居者にとっても、工事が一度にまとまるほうが生活への影響を減らしやすい場合があります。建物の印象と安心感を同時に考えることが大切です。
次回メンテナンス時期をそろえやすい管理上の利点
外壁、屋上、廊下、ベランダの工事時期がばらばらだと、次の修繕計画が立てにくくなります。全面塗装と防水を同じ時期に行うと、次回点検の目安をそろえやすくなります。管理記録にも残しやすく、将来の修繕費を考えるときにも役立ちます。アパート経営では、今の費用だけでなく、十年先の管理のしやすさも見ておくと安心です。
工事中に配慮したい入居者対応と近隣対策
アパートの全面塗装は、入居者が生活している中で行う工事です。仕上がりだけでなく、工事中の案内や安全対策も、管理の満足度に関わります。
工事前の案内で伝えたい期間・作業内容・注意点
工事前には、予定期間、作業時間、足場の設置日、高圧洗浄の日、ベランダに物を置けない日などを伝えておくと混乱を防ぎやすくなります。天候によって日程が変わることもあるため、その可能性もあわせて案内すると親切です。掲示板への案内だけでなく、各戸への書面配布を行うと、入居者が内容を確認しやすくなります。
洗濯物・駐車場・騒音・においへの配慮
高圧洗浄や塗装の日は、洗濯物を外に干せない場合があります。足場設置や材料搬入では、駐車場の一部を使うこともあります。工具の音や塗料のにおいが発生する日もあるため、事前に知らせておくことが大切です。水性塗料を使う場合でも、においを完全になくすことはできません。生活への影響を早めに伝えることで、入居者の不安を減らしやすくなります。
共用部を安全に使うための養生と動線確保
共用廊下や階段を工事する際は、滑りやすい場所や通行できない場所をわかりやすく示す必要があります。床や手すりを養生し、通路を確保することで、入居者が安全に出入りしやすくなります。小さなお子さんや高齢の方が住んでいる場合は、特に足元への配慮が必要です。毎日の清掃や材料の整理も、工事中の安心につながります。
アパート全面塗装の費用を抑えながら品質を守る考え方
費用を抑えることは大切ですが、必要な工事まで省いてしまうと、あとから補修費が増えることがあります。無理なく品質を守るには、優先順位を整理することが近道です。
必要な工事と後回しにできる工事の整理
雨漏りにつながるひび割れ、シーリングの破断、防水層の傷み、鉄部のさびなどは優先度が高い工事です。一方で、急ぎではない意匠部分や、状態の良い付帯部は時期を分けられる場合もあります。現地調査で劣化の程度を確認し、今必要な工事、数年後でもよい工事を分けて考えると、予算を組みやすくなります。
塗料の価格だけで判断しないための比較ポイント
見積もりを比べるときは、塗料の単価だけでなく、下塗り材の種類、塗装回数、補修範囲、保証内容、工事中の管理体制も確認しましょう。同じ塗料名でも、下地に合っていなければ性能を発揮しにくくなります。建物の状態に合う材料を選び、決められた厚みで施工することが大切です。価格と内容を並べて見ることで、納得しやすい判断ができます。
補助金や長期修繕計画を確認する大切さ
自治体によっては、省エネ改修や住宅関連工事に補助制度が用意されている場合があります。対象条件や受付時期は地域で異なるため、工事前に確認しておくとよいでしょう。また、アパート経営では長期修繕計画も大切です。今回の塗装費だけでなく、屋上防水、給排水設備、共用部改修など将来の支出も見ながら、無理のない計画を立てましょう。
有限会社濱崎工業のアパート全面塗装と防水改修
アパートの全面塗装では、塗る技術だけでなく、現場管理、防水の知識、入居者への配慮が必要です。ここでは、有限会社濱崎工業の取り組みを紹介します。
創業から40年以上の責任施工と地域密着の姿勢
有限会社濱崎工業は、外壁塗装を中心に、創業から四十年以上、責任施工を大切にしてきました。お客様との信頼関係を重んじ、依頼された仕事に誠心誠意向き合う姿勢を基本としています。地域での活動にも関わり、技能まつりや親子教室でのイラストペイントなどを通じて、県民の皆様との交流も続けています。
全国技能士連合会マイスター認定と1級塗装技能士による技術力
社長は全国技能士連合会マイスターに認定されています。長年の経験と知識をもとに、職業訓練校の指導員として技術者育成にも携わっています。また、社員の中には全国競技大会で国土交通大臣賞を受賞した職人や、1級塗装技能士を取得している職人が在籍しています。なお、1級塗装技能士を取得している社員は全員ではありません。
公共工事・マンション大規模改修で培った現場管理
鹿児島県や鹿児島市の公共工事を請け負い、県営住宅、市営住宅、学校、橋の改修工事に携わってきました。マンションの大規模改修工事の経験もあり、工程管理や安全対策、周囲への配慮が求められる現場にも対応しています。アパート工事でも、入居者がいる環境を踏まえた管理が大切になります。
外壁塗装に加えた防水・改修・節電塗装への対応
外壁塗装だけでなく、防水、改修、リフォームにも対応しています。遮熱塗料や断熱塗料を使った節電塗装では、熱や寒さの影響をやわらげる効果が期待でき、屋根や外壁材の保護にもつながります。建物の状態や予算に合わせて、塗装と防水を含めた改修内容を相談できる点は、アパート管理を進めるうえで心強い要素です。
まとめ
アパートの全面塗装費用は、建物の規模、外壁面積、塗料の種類、下地補修、防水工事の範囲によって変わります。総額だけを見るのではなく、足場、高圧洗浄、下地処理、シーリング、付帯部塗装まで含まれているかを確認することが大切です。
また、外壁をきれいに塗るだけでは、雨水の侵入を防ぎきれない場合があります。ベランダ、廊下、階段、屋上、窓まわり、目地などの防水状態もあわせて点検すると、雨漏りや下地の傷みを防ぎやすくなります。
費用を抑えたいときほど、必要な工事と後回しにできる工事を分け、内容のわかる見積もりで比較しましょう。早めに点検しておくことで、納得しながら改修計画を進めやすくなります。アパートの全面塗装や防水改修を検討されている方は、まずは建物の状態を確認するところから始めてみてください。
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